羽馬家住宅 南砺市

最終更新: 2021年5月28日

羽馬(はば)家住宅

所在地 富山県南砺市田向

指定物件 主屋

建設年代 江戸中期(1661~1750年)

特徴等 合掌造民家の最も古い形式をよく残している、柱は蛤刃釿仕上げ

所有形態 私有

概要

羽馬家住宅は、高低差のある高台にあり、敷地は狭く背面に山を背負い正面に道路が接し北面している。建物は一重三階、妻入りで切妻造、茅葺の小規模な合掌造で、前後に茅葺の庇がつく。正面入口は西側。

この住宅は、合掌造民家の初期的な形式をよく残しており、五箇山地方における最古の遺構として評価される。