鈴木(すずき)家住宅
所在地 秋田県雄勝郡羽後町飯沢字先達沢
指定物件 主屋、土蔵、土地
建設年代
主屋=江戸中期17世紀末(1650~1700)
土蔵=大正4年(1915)
特徴等 土豪の系譜をひく東北最古級の民家
所有形態 私有
概要
鈴木家住宅は、横手盆地の南西端から山間に行った所の集落にあり、冬の豪雪地帯である。同家の先祖は、源義経に仕えた鈴木三郎重家と伝えられ、この地に隠遁土着し、江戸期
には代々肝煮を務めた。
主屋は西面し、前面に二階造りの中門、背面に土蔵が接続しているが、これらは後設されたもので、当初は直屋であったらしい。柱は丸刃の釿仕上げで、七尺間に建つ。土田家住宅と共に秋田県下では最古の遺例で、在地豪族の住宅を思わせる。
参考:国指定重要文化財 鈴木家住宅・染付蔵 http://www.suzukike46daime.jp/