平川(ひらかわ)家住宅
所在地 福岡県うきは市浮羽町田籠
指定物件 主屋、納屋
建設年代 18世紀末、文政3年(1820年)座敷増築、仏壇側板墨書
特徴等 前谷型の二つ家系の家、下手に納屋が並ぶ
所有形態 私有
概要
正面から見ると妻入の3棟の建物が並んでいるように見えるが、実は右側が本屋・中央が釜屋・左側が納屋で、本屋と釜屋は背面で繋がったコ字型屋根で1棟の建物となっている。本屋と釜屋の屋根の谷には木製の大樋がかかっていて、雨水は前方に排出される。本屋は当初、釜屋や納屋と同じく梁間2間であって部屋が一列に並ぶ間取りであったが、文政3年に右側に部屋を一列分増設し二列にしたものである。納屋は明治時代中頃に建てられたものである。