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旧数山家住宅 添田町

旧数山(すやま)家住宅


所在地 福岡県田川郡添田町津野1788


指定物件 主屋


建設年代 天保13年(1842年)、押入寄せ墨書


特徴等 途中で分棟型を止めて直屋(すごや)にした家


所有形態 添田町


概要


建物は南面し寄棟造り茅葺の直屋である。平面は広い土間部と右手に六間取りの座敷がある。この住宅は廻り番付(ばんづけ)(=新築や解体移築する時、組み立てに便利なように柱や梁、等の部材に番号や符号を付ける事)を用い、床上部と土間部とは別々に打ってある。さらに床上部が一つのまとまった建物であるような小屋組みになっている。これは最初は床上部と土間部を別々の建物とした分棟型で計画し、木造を始めたが途中で止めて直屋に変更した建物である。竹編天井は各部屋で編み方が異なっている。


旧数山家住宅 添田町

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