旧竹内(たけうち)家住宅
所在地 高知県高岡郡四万十町大正1311番地の2号
(同町中津川森ケ内より移築)
指定物件 主屋
建設年代 18世紀後期頃
特徴等 外壁を茅壁とし土間が狭く土間に楮蒸しの設備がある四国中央山地の農家
所有形態 四万十町
概要
竹内家の由来については明らかではないが、建築年代については、明治の初めに百年祭を行ったと古老の言い伝えが残っている。この家の構造は、四万十川流域の中山間地域を代表する古民家である。茅葺・茅壁で約18cmの桑の木の柱が3本使用されている。平面は、桁行をほぼ三分して右手上手から「ざしき」「ちゃのま」(=竹スノコ)「土間」(=カジ・コウゾ蒸し用具一式あり)と一列に並ぶ。