渡邊(わたなべ)家住宅
所在地 京都府船井郡京丹波町下山
指定物件 主屋
建設年代 江戸中期 元禄期頃(1688~1702年)
特徴等 北船井型民家、前身建物は北山型に近い形式
所有形態 私有
概要
江戸期の渡邊家は村で庄屋や年寄りを勤めた。
主屋は南面し入り母屋造り茅葺で、平入整形四間取りの北船井型と称される民家の代表的なもので、西寄りの平入りを入ると土間(マヤとニワ)があり、右側床上部が四間取りである。建設年代は16世紀末から17世紀前半と推定されるが、妻入四間取りの北山型から北船井型の成立を知るうえでの重要な建物である。
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