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堀家住宅 五条市

堀(ほり)家住宅


所在地 奈良県五條市西吉野町和田


指定物件 主屋


建設年代 室町時代後期


特徴等 近世には見られない手法を各部に使った中世民家


所有形態 私有


概要


足利尊氏に京都を追われた後醍醐天皇は、当家に滞在後、吉野に向かったとの伝承があり、賀名生(あのう)皇居跡としても知られている旧家である。

当初の建物は、居室部は二階建てとし、屋根は勾配の緩い切妻屋根で、板或いは杉皮葺等であった。南西を正面とする現主屋は、江戸前期の修理改造で現在の入母屋造り・茅葺・西と北面庇は桟瓦葺となる。大戸口を入ると土間で簀子(すのこ)敷き天井で隣接する東側の床上部は整形四間取りの背面に2室が取り付く。全国でも最古に属する民家の一つである。


堀家住宅 五条市

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