森村家住宅 橿原市

森村(もりむら)家住宅


所在地 奈良県橿原市新賀町


指定物件 主屋、内倉、別座敷、表門、宅地


建設年代 主屋=享保17年(1732年)頃、附願書


特徴等 周囲に環濠を築き、主屋は大和棟の初期の段階を示す


所有形態 私有


概要


森村家は古くから橿原市の十市町・新賀町を中心とする地域を領していた豪族の後裔で、江戸時代は十市郡13ヶ村の大庄屋を勤めた旧家である。南面の表門を入るとすぐ前に主屋がある。

主屋は南面し切妻造り・銅版葺・庇本瓦葺で、切妻の両側壁を塗りこめる高塀造(大和棟)であり、西側に内蔵、南西に別座敷が続いている。内部は右側が土間でカマヤがあり左側の床上部は梁行3室、桁行3列の広大なものである。背面の広い作業庭を取り囲む付属屋は、環濠に沿った石垣の上にある。建物両端の座敷部と竃屋(かまや)を庇として処理するが、これは大和棟が形成される初期の段階を示している。庭園は奈良県の名勝指定を受けている。



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