北田(きただ)家住宅
所在地 大阪府交野市私部
指定物件 主屋、表門、乾蔵、北蔵、宅地
建設年代 主屋=18世紀前半、宝永6年(1709年)~享保7年(1722年)の間 北田家祖先考
特徴等 上手前面に玄関を置く主屋を中心に壮大な屋敷構、表門は民家として最大クラス
所有形態 私有
概要
北田家は武士の出であるが、中世末に帰農して江戸時代には旗本の代官職を務めた。敷地の東面いっぱいに造られた全国でも最長規模の表門(=天保14年、普請文書)はすばらしい。主屋は南面し入母屋造り・茅葺型銅版葺・北面庇付で、平入り東側寄りの入り口を入ると広い土間と左手が座敷となっている。当初の間取りは、梁行の2室が3列に並ぶ6室構成が基本で、発展して八間取りの上手前面に玄関があるるも、本格的な客間は置かれず、江戸時代末に玄関西側に客座敷を設けている。
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