左近家住宅 河内長野市
- 重文民家
- 2019年9月28日
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左近(さこん)家住宅
所在地 大阪府河内長野市滝畑
指定物件 主屋
建設年代 江戸時代中期(17世紀後半頃)
特徴等 山村の妻入四間取り民家
所有形態 私有
概要
和泉山脈の北麓地域に分布する妻入りで前土間四間取り形式の和泉型は、いずれも谷に平行に棟を設けるのが特徴である。妻入りの左近家住宅は、入母屋造り・茅葺で土間の表側がヘヤにより閉じられ、竃突部分を区切らない。居室部は四間取りを基本とするものの、現状は18世紀末頃の修理時の姿に復元され5室の構成で、軸組には差物で突止溝を多く用いている。
