木幡(こわた)家住宅
所在地 島根県松江市宍道町宍道
指定物件 主屋
建設年代 享保18年(1733年)、文書
特徴等 宿場の大型町家
所有形態 私有
概要
木幡家住宅は古くから交通の要衡として栄えた宍道の旧山陰道の東側に並ぶ町家で、松江藩主の藩内巡視や出雲大社参詣のおりの宿舎となる本陣を勤めた事から「八雲本陣」の屋号がある。主屋は街道に面した中央にある間口の広い大型住宅で、屋根は切妻造り・桟瓦葺・平入りで正面に格子戸をはめ、左右に塀を巡らし門がある。二階は軒高が低く、正面上部は漆喰で塗りこめ窓が狭い。間取りは左右半分に分かれ右側が土間部左側が床上部で3室からなる部屋列が2列並ぶ。土間部南端正面側に床を張りムコウミセ・ムコウザシキがある。