旧中筋家住宅 和歌山市

旧中筋(なかすじ)家住宅


所在地 和歌山市禰宜148番地


指定物件 主屋、表門、長屋蔵、北蔵、内蔵、御成門、平面板絵図


建設年代 江戸時代末期、主屋=嘉永5年(1852)=鬼瓦のヘラ書き。


特徴等 江戸時代末期の大庄屋の屋敷構えと 建築群、取合部に三階の見晴室をおく。


所有形態 私有、管理団体は和歌山市


概要


旧中筋家住宅は、和歌山市の市街地から程近い紀ノ川流域に位置し、屋敷地の東側が熊野古道に面している。敷地周囲は水路を配し、表門・長屋蔵・北蔵・御成門及び石垣と土塀に依

って囲まれる屋敷地内には、主屋・内蔵などの建物がある。

中筋家は、もと根来から戦火を逃げ延びこの地に土着し、江戸期には4代目が禰宜村の庄屋となり次の5代目から和佐組の大庄屋となって明治初年まで努めた家柄である。

主屋は南面し平面は建物が組み合わされたように複雑である。間口22.8m、奥行き25.0mの建物で、一部三階建10畳の見晴室がある取合部をはさんで、北側奥の別棟接客部は、寄棟造瓦葺で他の部屋より一段高い上段形式とし、床・棚・書院構の20畳敷き大広間がある。対する南側は西側に土間と台所を、東側に座敷部を配し玄関は南面で、東面入母屋造、西面切妻造、本瓦葺一部桟瓦葺である。

旧中筋家は、戦後楫本重一氏の所有となり、その後和歌山市が管理団体として管理している。



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