
お雛祭りの時期が近づきました。先般はテレビ4社、新聞3社がひな壇飾りつけの準備の様子の取材を受けました。
近年わが日田市は秋11月の天領祭りと並行して開催される千年あかりが20回目を迎え結構な人気となっています。
3万本の竹灯籠を伝建保存地区に指定されている豆田町を中心に、近くを流れる花月川河川敷にセットします。その千年あかりに併せて昨年初の夜間公開を実施してみました。
青森県五所川原市には高さ20mを超える「立佞武多」があり、夜間の運航は大人気とのこと。その立佞武多を再起させたランタン作家三上輝明氏が今は福岡に在住しているのでその三上氏にランタンの作成を依頼し、草野家住宅とのコラボレーションを楽しんでもらおうというものです。
草野家住宅の庭園には池が無いのでランタンで水の雰囲気を作りそこには魚のランタンが元気よくはねている姿。また、そこそこ広い屋市内の道案内には和ろうそく(当家は江戸期ろうそく製造販売が生業でした)風のランタン10個が配置されています。手前味噌ですがなかなか良い雰囲気が出せたと思っています。
昨秋はランタンの制作がぎりぎりになり、周知が不十分だったこと、入場料設定が少々高かったことなど多くの反省点がありました。
若い企画実行担当者は令和7年は春と秋の2回さらに工夫を重ねて挑戦したい、と考えているようです。イニシャルコスト、ランニングコストいずれも多少はかかりますが遠からずその良さが広まってくるものと期待しています。
今年の公開日程は草野本家のホームページで確認できます。よろしければお出かけください。
草野本家ホームページ=https://www.kusanohonke.jp/
