旧平山(ひらやま)家住宅
所在地 青森県五所川原市湊
指定物件 主屋、表門
建設年代 主屋=明和6年(1769年)、平山日記
特徴等 長大で洗練された上層農家
所有形態 五所川原市
概要
平山家は正保2年(1645年)に旧湊村が開かれる以前からこの地に住み、代々庄屋や代官所手代を勤め、幕末には大庄屋を務めた家柄である。主屋は南面し、寄棟造り・茅葺・桁行17間・梁間3間の建物で広い前庭をとっており、西側を上手として玄関を切妻に突出させ、周囲に縁を設けて田の字型に座敷や居間がある。土間には大きく張り出した板張りの台所と広大な土間、その東は7房の馬屋となっている。表門は津軽藩に対する数々の功労により天保元年(1830年)6代目半左衛門のとき藩侯から特別に許可され建てたもの。