1、2月の工事進捗状況
1月の月報での報告どおり当初に計画していた材料(主に木材)が不足するため新規に発注していたが、その木材が1月に入荷したため、品質 数量の検査を行った。
特に土蔵 木小屋 外回りの勝手口を解体し木材を検査するとこれらの建造物には別の建物(母屋 他)からの使用済みの材料が使用されており、一部には修復工事に使用不可の木材があるため新規の材料を使用せざるを得ないものが発見された。
(当初の予測数量(使用可能木材)を上回る結果となった)
これらの木材は当初計画の材料より数量増えるため数量検査を実施して、それに伴い今回の工事費を引き上げることとなる。
(工事費の増額)



2、木小屋の工事
木小屋の工事はまず 基礎石の据直し 叩き補修 土壌処理 ブロック基礎直し から始めその間補足木材加工 古材繕いをおこなう。
さらにこの小屋は仮組み立てを行い全体のバランスをよく確認の上本格的に補修工事に入る予定です。
木小屋から発見された工事年代 施工者 建築者(大工)の墨書が発見された差梁がかなり痛んでいたため今回この差梁を補強して使用すること決定した。


3、土蔵工事
工事のはじめは1階の構造補強 補足木材の加工 古材の繕い 木材の防腐処理を3月まですすめ、本格的な工事は3月からとなる予定です。

4、3月の行為予定
・母屋内部、外部の足場組立 茅材の品質調査 (挿し茅の準備)
・土蔵の1階部の構造補強 補足木材の加工・古材の繕い
・補足木材の加工・古材の繕い 軸部 屋根の建て方 木材の防腐処理
・物置・漬物小屋 瓦の解体 木材の解体 瓦の選別 清掃