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1-1 重文民家の全面修理工事
この工事を行うことが必要な時は、次の問題が起こっていることが多い。 全体が老朽化して雨漏り発生、戸(ふすま・障子・木戸)の動きが悪い(柱が虫害などで脆弱化し家が傾いている)。柱・梁の明らかな損傷 災害による損傷または大きな損壊 壁が落ちてくる 前述のような問題が発見されれば...
1-2 重文民家 茅屋根の修理
茅の屋根は一般的に言えば約20年に1度葺き替えが必要と言われ、修理費も高額となり維持管理上大きな負担となり、その対策を関係各所で検討すべき課題である。 また修理方法にしても 20年経過後の全面補修(茅屋根の内部建造物の補修も同時にできるが経費はかかる)...
1-3 重文民家 部分工事
通常ほとんどの場合自己負担で進めることが多いのですが、場合によっては多額の経費がかかる場合があります。(屋根・壁・柱・床など) この場合はまず自治体(簡単ではありませんがある程度の負担するケースが多々ある)また目に見える屋根・壁などは美装工事を国に申請すれば半額負担してくれ...