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重文奥家住宅 茅屋根 蔵 木小屋 外回りの漬物小屋の修復工事 9月月報 第3報
1. 9月度のおもな 修復工事 茅屋根の工事(挿し茅)は来年の予定ですが、その他の工事(蔵 木小屋 漬け物小屋)は 9月末までが外部足場組立 屋根足場組立などの準備作業となり本格的な修復作業は10月からとなる。 2....
重文奥家住宅の茅屋根 蔵 木小屋 外回りの漬物小屋の修理工事状況報告 ‘第2報
1 今月の作業 先月から修復作業が始まり監理事務所、導入路、勝手口(裏の入口)の解体、木小屋の一階部分の保管物の取り出しをおこなった。 今月の作業は先月の報告通り高木 竹林の伐採(主に木小屋、蔵の周り)資材搬入路の整備、小屋組みの解体(造作解体)である。 ...
重文民家「奥家住宅」茅屋根・蔵・木小屋・外回りの漬物小屋の修復工事状況報告 第1報
はじめに 7月の工事 8月の主な工事予定 今月の留意点 1. はじめに 当家 はいまから15年前に母屋の半解体修理を実施しましたが、その後 蔵および敷地が指定になりました。 最初は茅屋根の修繕を計画していましたが蔵の内部及び屋根の傷みがひどくまた敷地内にある木小屋外周りの漬...
1-1 重文民家の全面修理工事
この工事を行うことが必要な時は、次の問題が起こっていることが多い。 全体が老朽化して雨漏り発生、戸(ふすま・障子・木戸)の動きが悪い(柱が虫害などで脆弱化し家が傾いている)。柱・梁の明らかな損傷 災害による損傷または大きな損壊 壁が落ちてくる 前述のような問題が発見されれば...
1-2 重文民家 茅屋根の修理
茅の屋根は一般的に言えば約20年に1度葺き替えが必要と言われ、修理費も高額となり維持管理上大きな負担となり、その対策を関係各所で検討すべき課題である。 また修理方法にしても 20年経過後の全面補修(茅屋根の内部建造物の補修も同時にできるが経費はかかる)...
1-3 重文民家 部分工事
通常ほとんどの場合自己負担で進めることが多いのですが、場合によっては多額の経費がかかる場合があります。(屋根・壁・柱・床など) この場合はまず自治体(簡単ではありませんがある程度の負担するケースが多々ある)また目に見える屋根・壁などは美装工事を国に申請すれば半額負担してくれ...