重文奥家住宅 茅屋根 蔵 木小屋 外回りの漬け物小屋の修復工事 令和8年1月度月報
- 3月5日
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1,はじめに
12月に報告した通り 塀、勝手口門の桟瓦葺き 壁小舞掻き 荒壁塗り モルタル下塗りなど完了し、この建物の麻槍をかこっていた仮設の建物も解体した。
この勝手口の横に昔お風呂(五右衛門風呂)があったので内部は昔の風呂腰掛を再現する予定。
2,勝手口の修復工事








何回も述べるように今回の修復工事の中でも最もむつかしい工事であった。
敷地を囲むように建設された勝手口と漬け物小屋の工事は、ほとんど廃材で建てられた小屋で修復工事する前は建物自体がかたむいた状態で雨漏り、一部には屋根の崩壊も起こって修復工事ができても耐久性に問題が出てくるのではないかと解体の後の外見から心配していましたが、担当者の皆様の創意工夫で修復状況を拝見し100年の建物の耐久性を感じました。
その創意工夫の中身は柱の補強(柱の根継ぎ 添え着による補強) 内部の下見板の取り付け 天井部の火打ち施工 壁下地の施工 筋交いによる補強など修復前の状況と比べ大きな進歩が確認できたことは発注者から見ても充分納得できるものでした。
3,今後の予定
勝手口の内装工事(造作―下見板 腰掛 天井)など行うとともに母屋の土間のたたき 犬走の縁石、土壌処理 木小屋、漬け物小屋の土間の土壌処理などを予定している。
また災害時に近所の皆様に水の供給するため手押しポンプの設置を考えていたがこのポンプは今回修復工事の担当業者である’砂原組’のご厚意でこの手押しポンプとその工事費を寄贈いただけるとのこととなり、我々感謝をもってお受けしたところである。



